2005年 04月 22日
海外出張のアクシデント2: 風邪を引く、熱を出す
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二つ目の出来事。アクシデント、と言うよりは災難。
出張の前半、ニューヨークにいたときは、すっごく寒かった。2月下旬のニューヨーク。天気予報が華氏表示なのでよくわからなかったけれど、最高気温が摂氏0度に満たない日があったのは確実です。ロングコートにズボンの下はタイツ、マフラーじゃなくて大きなストールを持って行きました。着いた初日は休日だったのだけれど、あまりに寒くてMacy'sに寄って靴下を買いました。革靴に靴下。でも背に腹は代えられません。タイツでも足の甲や足首がキンキンしてどうにもならなかったんです。それでも着いて三日目位からなんかゾクッとする感じで、ミーティングの英語がなかなか頭に入ってこなくなってきた。
原因は、寒さのほかに、ホテルの乾燥した空気です。空気の乾燥はシアトルへ出張したときにも感じていたので心の準備はありました。二日目には空気の違いを感じで夜はマスクをして寝ましたけれど、ホテルの空調にやられました。それと、毎日氷点下の寒さ。
そしてニューヨークからポートランドへ、飛行機に乗り遅れながらもなんとか移動はできました。で、その頃には熱が出始めました。そして、過去に一度も飲んだ事のなかった、旅行の常備薬が切れたのもこの頃。
風邪だとか熱があるとか、みんなには言いませんでした。体温計を持っていないから、測れないことを良い事に、自分で「熱は出ていない」と信じて仕事を続けました。認めたら、よけいに具合が悪くなるような気がしたから。
ポートランドの二日目の晩は最悪でした。かなり熱が出ていたと思う。いっぱい汗もかいてうなされました。さすがにこれはまずいと思って、朝、ホテルのフロントで薬とのど飴を買いました。海外の薬なんて、標準体重も違うし、何が入っているかわからないし怖かったけれど、はやり背に腹は代えられず。でも、解熱剤はそこまでひどくなった熱には、ほとんど効果がありませんでした。のど飴は効きました。HALLSののど専用の飴。日本のお菓子には入れられない薬効成分が入っているのか、毒々しい真っ赤な色でしたがすごく効きました。
ポートランドから日本へ帰る飛行機に乗る頃には、ホテルで買った薬も切れてしまっていました。でも今から、10時間以上もまた密閉された空間に入れられる事を思うと、薬は買わずにはいられませんでした。空港のコンビニで、成分と効果の表示を見比べて買いました。
どれも風邪薬によく聞く成分だけれど、アメリカで売っている薬は、その成分単体の薬でした。日本では、いろいろな成分が配合されているのがほとんどだと思います。ふだん風邪を引いてもほとんど薬を飲まないので、ちょっと慎重に選びました。裏書きを読むと、成分と効果、対応の症状と飲み方が、どの薬も同じ形式でわかりやすく書いてありました。私でも理解できました。忘れましたけれど、どれかが解熱効果が高くて、どれかが鎮痛の効果が高かったです。
やっぱり飛行機の中の空気は乾燥していて、アテンダントさんに半分あきらめながらも、マスクがあるか聞いてみたら、乗客用ではなかったらしいけれど、一つあったマスクをいただきました。そして、出国手続きに並んでいるときに、そのアテンダントさんがたまたま通りかかって、「風邪は良くなりましたか?」って声をかけてくれました。うれしいですね。ユナイテッド航空の日本人スタッフでした。失礼ながら、ユナイテッドのサービスについては、あまりいい印象ではなかったのですが、ちょっと今回は、うれしい気分で成田に着きました。
アメリカの薬は、日本の薬よりもわかりやすく書いてあります。高校までに習う"fever", "headache", "cold"くらい知っていれば、薬も買えます。それと、空気の違いに注意してください。私たちの鼻は、日本の潤った空気用に最適化されています。
<雪のセントラルパーク>
出張の前半、ニューヨークにいたときは、すっごく寒かった。2月下旬のニューヨーク。天気予報が華氏表示なのでよくわからなかったけれど、最高気温が摂氏0度に満たない日があったのは確実です。ロングコートにズボンの下はタイツ、マフラーじゃなくて大きなストールを持って行きました。着いた初日は休日だったのだけれど、あまりに寒くてMacy'sに寄って靴下を買いました。革靴に靴下。でも背に腹は代えられません。タイツでも足の甲や足首がキンキンしてどうにもならなかったんです。それでも着いて三日目位からなんかゾクッとする感じで、ミーティングの英語がなかなか頭に入ってこなくなってきた。
原因は、寒さのほかに、ホテルの乾燥した空気です。空気の乾燥はシアトルへ出張したときにも感じていたので心の準備はありました。二日目には空気の違いを感じで夜はマスクをして寝ましたけれど、ホテルの空調にやられました。それと、毎日氷点下の寒さ。
そしてニューヨークからポートランドへ、飛行機に乗り遅れながらもなんとか移動はできました。で、その頃には熱が出始めました。そして、過去に一度も飲んだ事のなかった、旅行の常備薬が切れたのもこの頃。
風邪だとか熱があるとか、みんなには言いませんでした。体温計を持っていないから、測れないことを良い事に、自分で「熱は出ていない」と信じて仕事を続けました。認めたら、よけいに具合が悪くなるような気がしたから。
ポートランドの二日目の晩は最悪でした。かなり熱が出ていたと思う。いっぱい汗もかいてうなされました。さすがにこれはまずいと思って、朝、ホテルのフロントで薬とのど飴を買いました。海外の薬なんて、標準体重も違うし、何が入っているかわからないし怖かったけれど、はやり背に腹は代えられず。でも、解熱剤はそこまでひどくなった熱には、ほとんど効果がありませんでした。のど飴は効きました。HALLSののど専用の飴。日本のお菓子には入れられない薬効成分が入っているのか、毒々しい真っ赤な色でしたがすごく効きました。
ポートランドから日本へ帰る飛行機に乗る頃には、ホテルで買った薬も切れてしまっていました。でも今から、10時間以上もまた密閉された空間に入れられる事を思うと、薬は買わずにはいられませんでした。空港のコンビニで、成分と効果の表示を見比べて買いました。
- アセトアミノフェン
- イブプロフェン
- アスピリン
どれも風邪薬によく聞く成分だけれど、アメリカで売っている薬は、その成分単体の薬でした。日本では、いろいろな成分が配合されているのがほとんどだと思います。ふだん風邪を引いてもほとんど薬を飲まないので、ちょっと慎重に選びました。裏書きを読むと、成分と効果、対応の症状と飲み方が、どの薬も同じ形式でわかりやすく書いてありました。私でも理解できました。忘れましたけれど、どれかが解熱効果が高くて、どれかが鎮痛の効果が高かったです。
やっぱり飛行機の中の空気は乾燥していて、アテンダントさんに半分あきらめながらも、マスクがあるか聞いてみたら、乗客用ではなかったらしいけれど、一つあったマスクをいただきました。そして、出国手続きに並んでいるときに、そのアテンダントさんがたまたま通りかかって、「風邪は良くなりましたか?」って声をかけてくれました。うれしいですね。ユナイテッド航空の日本人スタッフでした。失礼ながら、ユナイテッドのサービスについては、あまりいい印象ではなかったのですが、ちょっと今回は、うれしい気分で成田に着きました。
アメリカの薬は、日本の薬よりもわかりやすく書いてあります。高校までに習う"fever", "headache", "cold"くらい知っていれば、薬も買えます。それと、空気の違いに注意してください。私たちの鼻は、日本の潤った空気用に最適化されています。
<雪のセントラルパーク>
by hataraku_usagi
| 2005-04-22 23:44
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